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RDXの歴史

RDX (Removable Disk Exchange) テクノロジーは、テープストレージに代わる装置としてPro StorSystems Inc.が開発したものです。SMBにおけるバックアップ・ディザスタリカバリ・アーカイブ・データ受け渡しを容易に実現することが目標で、ITリテラシーの低い方でも簡単に使えるように設計されました。

 

RDXカートリッジ 40GB
最初に販売された容量
 

初期のRDX

2006年、RDXドライブ・RDXカートリッジ1号機がそれぞれ完成しました。
タンベルグデータはRDXテクノロジーの最初のライセンシーとなり、サーバ・PC用のSATA接続の内蔵RDXドライブ、及びUSB 2.0接続の外付けRDXドライブを発表しました。販売開始当初、RDXカートリッジの容量は40GB・80GB・120GBの3種類からスタートしました。


これらのカートリッジは、衝撃・振動・環境条件・静電気への耐性等様々な厳しい品質試験をクリアし、更に1mの高さからコンクリートの床への落下に800回耐えうるように頑丈な設計が施されました。このようにして大変に高い信頼性と耐久力が約束されたことで、RDXはビジネス向けのデータ記憶装置として標準的に使用されるようになっていきました。

 

RDX外付けドライブは、
小規模なビジネスシーンでの
バックアップ・アーカイブに最適

注目を集めるRDXテクノロジー

2006年、SIerやサーバベンダーは、革新的なストレージデバイス「RDX」の、市場でのポテンシャル、特にSMB市場での優位性に注目し始めます。真っ先にOEM採用を開始したのはDell、続いてHP、IBM、富士通が採用を決めました。数年後には、NEC、日立、日立マクセル、レノボ、イメーション、東芝とのOEM契約締結に至ります。2010年には、QuantumがRDXを採用することとなりました。同社は、自社のGoVaultというリムーバブルディスク製品があるにも関わらず、RDXを選んだのです。

 

RDX内蔵ドライブは、
統合的なバックアップ/アーカイブ
ソリューションが提供できます

 

RDXの発展

その後10年間で、RDX製品はラインナップを増やし、様々な機能強化がなされました。2007年に160GBカートリッジが販売され、以降も毎年RDXカートリッジはより容量の大きいモデルが発表されて、直近では2016年4TBカートリッジをリリースしました。これは、2006年開発当初の40GBカートリッジの100倍にあたる容量です。
全てのRDX製品には完全な上位下位互換性があり、データ量に応じてRDXカートリッジを追加したり、別のRDXドライブでカートリッジを読み込む等、柔軟に運用できます。また、インターフェイスは最新の規格が採用されてきました。内蔵RDXドライブでは2011年にSATAIIIとUSB3.0インターフェイスをリリース、外付けRDXドライブでは2014年にバスパワー対応のUSB3+インターフェイスをリリース、USBからの給電でより便利にお使いいただけるようになりました。

 

次のイノベーション:RDX QuikStation

       RDX QuikStationは
       RDX8ドライブ搭載・iSCSI接続の装置
       物理環境にも仮想環境にも対応します
      

仮想化技術が普及していく中で、開発チームは従来のRDXより規模の大きいIT環境向けの製品、テープオートローダー市場の需要に対する代案を構想し、2U・RDX8ドライブの「RDX QuikStation」が開発されました。

RDX QuikStationは、テープオートローダーに近しいカートリッジ容量で、DAS(ダイレクトアタッチトストレージ)のデメリットを解消したネットワーク接続のRDX装置です。

2010年、タンベルグデータは初めてRDX QuikStationをリリースします。物理環境はもちろんのこと、ネットワーク接続という特徴は複数の仮想サーバで構成される環境に最適なデータプロテクションソリューションです。RDX QuikStationは仮想LTOテープオートローダーや仮想LTOテープライブラリーとしても使えるため、DAT・DLT・古い世代のLTO等のオートローダーの置き換えとしての運用も容易です。

RDX QuikStation4は、スパニングモードや
RAID設定ができるよう改善された、
新たなディスクアプライアンスです。

2014年、タンベルグデータは1U・RDX4ドライブの「RDX QuikStation4」をリリースしました。論理ボリュームの設定で、4つのRDXカートリッジを1つのRDXボリュームとして認識できることから「Big RDX」とも呼ばれており、扱える容量が格段に大きくなりました。

その2年後に発表された「RDX QuikStation8」は、RAID設定やオプションの10GbEインターフェイス等、大容量のデータをより高性能で扱えるようになっています。

 

様々なシーンでお使いいただくために

RDXは、より多くのお客様から多くの利用シーンでお使いいただけるように、機能強化されています。企業によっては、コンプライアンス上文書管理システム等ではWORM (Write Once Read Many)対応でのアーカイブを要しますが、RDXカートリッジでもWORM対応製品が2013年にリリースされております。RDXカートリッジのアーカイブ寿命は10年が目安とされており、長期のデータ保管にも適しています。

サーバのデータ移管等での輸送時・アーカイブ時に、よりセキュアにデータを取り扱いたい場合には、無料で使えるソフトウェア「RDX Cartridge Encryption (RCE)」が有効です。AES256ビットの暗号化がされて、不正なアクセスからデータを守ります。

USB3.0及びUSB3.0+のRDXドライブでは、「固定ディスクモード」という設定ができます。この設定をすると、WindowsOSに標準搭載されているWindowsServerBackupがご使用いただけます。このWindowsの無償ソフトでバックアップを行い、更にカートリッジを取り外してオフサイト保管もできますので、大変手軽ながら堅牢なデータ保護・バックアップ運用が実現します。災害対策の面では外部保管していないとデータが復旧できませんので、オンサイトのデータが入ったカートリッジと外部保管のカートリッジとをローテーションさせてバックアップを保管すると安全です。

例えばメディア・エンターテインメント業界等、大容量のデータを取り扱うビジネスや大容量のデータのバックアップが必要な場合には、より高い性能が求められます。2013年、タンベルグデータはこのニーズにこたえるため、RDXのSSDカートリッジをリリースしました。

 

 RDXドライブ/カートリッジの
出荷台数は、販売開始以来
右肩上がりです
 

出荷数は年々増加しています

2011年、RDXカートリッジの出荷台数は100万本を超え、その2年後には200万本を超えるに至りました。直近までの数字では400万超のRDX製品が出荷されています。出荷済みのカートリッジ容量は1.5EB(1,500TB)にものぼります。

 

今後のRDX

現在の製品ラインナップは、外形3.5インチと5インチでインターフェイスがSATA IIIと USB 3.0のRDX内蔵ドライブ、USB3+接続のRDX外付けドライブ、RDXカートリッジは容量500GB~4TBのHDDタイプと、128GB・256GBのSSDタイプ、加えて集合装置のRDX QuikStation4及びRDX QuikStation8があります。

今後も更なる大容量RDXカートリッジのリリースが予定されており、新たな基準や市場機会に応じてRDX製品は進化していきます。

とりわけ、私共が心を傾けているのはお客様からのお声です。どうぞ、当製品へのご意見やご要望をお聞かせください。

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